塗りチョクを運営する株式会社日建住装工業は、主力である外壁塗装・屋根塗装に加え、ISO45001を取得している企業の工場業務にも携わっています。そこで学び、日々実践している安全管理を、住宅の塗装工事にも活かしています。
2026年11月5日には、取引先工場のISO45001外部更新審査に、協力会社の代表として出席しました。日頃の安全衛生への取り組みについてお話しする機会をいただきました。
危険を予測し、気づきを共有し、改善を重ねる。経験豊富な職人でも、基本の確認を省略しない。今回は、工場業務を通じて培い、外壁塗装・屋根塗装の安全管理にも活かしている当社の取り組みをご紹介します。

慣れた仕事でも基本を確認する
当社の工場業務に携わっているのは、長年一緒に仕事をしてきた職人たちです。経験や勘に助けられる場面はありますが、それだけに頼ることはせず、作業手順と職場のルールを守ることを第一にしています。
危険予知活動(KY活動)や、事故には至らなかったものの「ヒヤリ」「ハッ」とした事例の共有を通じて、危険に気づき、改善につなげる。その積み重ねを大切にしています。
「いつもやっているから大丈夫」と、なあなあにならないこと。長く続けてきた仕事だからこそ、基本を繰り返し確認しています。
日々の報告と話しやすい場づくり
職人からは毎日、メールや電話で業務の報告を受けています。また、月に一度を目安に、食事会を兼ねた話し合いの機会を設けています。
そこでは、安全に関する事例や改善点を確認するとともに、ざっくばらんに話せる雰囲気を大切にしています。
日々の連絡と、顔を合わせて話す時間。その両方を通じて、現場の様子や職人の声を受け止めるようにしています。

安全教育を最初の一度で終わらせない
業務に初めて従事する際には、安全教育の時間をしっかり取っています。
その後も、取引先が開催する安全に関する勉強会や行事に参加し、知識やルールを確認しています。長年働いている職人も、最初に覚えたことだけで済ませず、学び直す機会を持つことを大切にしています。
保護具の確認と材料の情報共有
防じんマスクや保護メガネ、手袋などの保護具は、使用する本人の体に合うものを手配し、使用前には不具合がないか確認しています。
材料に関する情報の共有も、安全管理の一つです。取引先工場内の材料については取引先でSDS(安全データシート)を管理していただいています。当社から材料を持ち込む際には、当社でSDSを取り寄せ、納品時にお渡しするようにしています。
安全とともに職人の健康を大切にする
集中して仕事に向き合うためには、健康であることが大切だと考えています。
当社では、バランスのよい食事や十分な睡眠、飲酒・喫煙を控えることを呼びかけています。業務中の休憩や水分補給、夏場の塩分補給についても、日頃から声をかけています。
また、一般的な健康診断に加え、業務内容に応じた健康診断も受診させています。
工場で培った安全管理を外壁塗装と屋根塗装へ
工場と住宅では、現場の条件や作業内容が異なります。それでも、作業前に危険を考えること、手順を守ること、保護具を確認すること、気づきを報告して改善することは、私たちがどちらの現場でも大切にしている基本です。
ISO取得企業の業務に携わる中で受ける安全教育や、日々の確認・報告の積み重ね。その経験を、当社の主力である外壁塗装・屋根塗装の安全管理に活かしています。慣れに頼らず、現場ごとの状況を確かめながら仕事を進める姿勢を大切にしています。
お客様の大切な住まいをお預かりする塗装工事だからこそ、仕上がりとともに、工事中の安全にも責任を持って向き合いたいと考えています。職人が健康に働き、お客様に安心して工事を見守っていただけるよう、これからも日々の確認と改善を続けてまいります。
