外壁塗装の色選びの心得 6箇条

①事前に、自分好みの外壁の色をリサーチしておく。

自分の家の外壁とはいえ、事前準備がなく、たくさんの色から外壁塗装の色を選ぶのは大変です。
漠然としていてもいいので、前もって希望の色を2,3色を決めておくと、色選びがスムーズです。
散歩のときや、バスに乗ったときなど、いろんな家の外壁を見ておくことで、自分の好みの色のイメージが固まって
きます。また、雑誌やカタログなどで、好みの外壁の色の家が見つかったら、切り抜きしておくと良いでしょう。

②自分の家から、少し離れて全体を客観視してみる。

周りの景色と調和した色で選ぶと、失敗しにくい。

周りに淡い色の家が多い中で、派手な色の外壁にしてしまうと、目立ちすぎてしまうケースもあります。
近隣の家の外壁の色や、周りの景色も、事前に見て頭に入れて色選びをすると良いでしょう。

家のサッシや、窓枠の色をチェックしておく。

窓枠などのサッシは、色を塗ることができません。
この部分は、色がおおよそ決まっていますが、事前にチェックしておき、その色と調和する色で選ぶと失敗しにくい
でしょう。

③1色で塗装?それとも、2色塗り?かを決める。

外壁を、1色の色のみで塗る1色塗り(ベタ塗り)以外に、ベランダ部分や、玄関まわりなどを、違う色で塗り分けてデザインをする2色塗り塗装方法もあります。
「ツートン塗装」「色分け」「塗り分け」など言われますが、塗りチョクでは「2色塗り」という表現をしています。
建物の形状をみて、バランスよくアクセントを入れることで、外壁塗装で建物全体を大きくイメージチェンジをすることができます。
2色塗りの場合は、色の組み合わせによって、イメージが変わるので、1色塗り(ベタ塗り)に比べて、色選びの幅がひろがります。
どうしても迷ってしまう場合は、希望の色でカラーシミュレーションを依頼すると、イメージをつかみやすくなります。

また、塗りチョクでは、サイディング外壁を、塗りつぶさずに外壁の目地の色を塗り分けて塗ることのできる「JOYTOP仕上げ工法」という施工方法で、塗装をすることができます。
このJOYTOPは、塗りチョクの人気の塗装方法で、わざわざ遠方から塗りチョクを探し当てて問い合わせいただくお客様もいらっしゃいます。
サイディングの外壁の塗装をお考えの方は、JOYTOP仕上げ工法も検討いただけると幸いです。

④塗料会社のカラーサンプルを参考に。

タンザクと言われる「日本塗料工業会」の塗料の654色の色見本がありますが、この色見本の中には、外壁塗装
で使うにはふさわしくない色が含まれていることと、色の数が多すぎて、色選びが難しくなってしまいます。

塗料会社で作られている、塗料のカラーサンプル一覧は、外壁の色選びに適した色で構成されているので、色選びに
失敗しにくいことから、こちらを使って、色選びをすることをおすすめします。

アステック、ガイナ、日本ペイント、エスケー化研など、の塗料会社から、塗料の種類ごとにカラーサンプルがありますので、
担当者に相談して、いくつかカラーサンプルをピックアップしてもらうと良いでしょう。

⑤困ったときのカラーシミュレーション。

2~3種類まで絞り込んだけど、最後の1色に絞り込むのがどうしても決められない、または、2色塗りの色の組み合わせ
のイメージがつかめない、など、困ったときは、塗りチョクのカラーコーディネーターが、カラーシミュレーションをして
作成いたします。シミュレーションソフトで、ご希望の色のカラーシミュレーションを行いますので、参考にしてください。

※画面上でのシミュレーションになりますので、実際の塗装の色味と見え方が変わることもあります。
あくまで参考までにお使いください。

⑥色が決まったら、A4版のカラーサンプルで、太陽光の下で最終確認。

小さいカラーサンプルでは、「家全体を塗ったときのイメージ」と、「ひなた、日かげでの色の見え方」、
「面積効果」の部分のイメージを掴みにくいので、色が決まったら、A4サイズの大きい色見本を借りて、
実際に外壁にカラーサンプルを当てて、少し離れたところから見る事で、全体のイメージを掴むことができます。
日かげ、日なたでも同様に行うことをおすすめします。