外壁の色を決めるとき、「ツヤ」まで見比べていますか。同じ色でも、光沢のある仕上がりと、ツヤを抑えた仕上がりでは、家の印象が変わります。
塗り替えた実感のある明るい仕上がりがお好きな方もいれば、落ち着いた自然な風合いを大切にしたい方もいます。どちらが正解ということではなく、完成前にご自身の好みを確かめておくことが大切です。
ツヤを指定しないと、ツヤありで進むことがあります
色だけを決めて、ツヤの希望を伝え忘れていませんか。一般的な塗り替えでは、ツヤの指定がなければ、標準の「ツヤあり(全ツヤ)」で提案・施工が進むことがあります。少しマットな仕上がりをご希望なら、契約前に「5分ツヤ・3分ツヤ・ツヤ消しを選べますか」と確認することをお勧めします。
選べるツヤは塗料の製品によって異なります。対応の可否と追加費用の有無を聞き、塗料名・色番号と一緒に、希望するツヤを見積書や仕様書にも残しておきましょう。
ツヤありと3分ツヤ、反射の違いを見てみましょう
メーカーの比較見本で、光が当たった部分の見え方を比べてください。ツヤありは表面の反射が目に入りやすく、3分ツヤは光沢を抑えた印象です。外壁の凹凸や光の向きによっても見え方は変わります。


比較画像引用:株式会社アステックペイント「イメージ通りに仕上げるポイント」ポイント4(2026年10月16日確認)。メーカーの比較見本であり、塗りチョクの施工写真ではありません。画像は加工していません。実際の色・ツヤは画面や光の条件によって異なります。
濃い色を選ぶときは、ツヤも一緒に確認
濃い外壁に光沢が加わると、光の反射が目立ち、想像以上にピカピカ、あるいはギラついて感じられることがあります。落ち着いた外観を求める方は、色番号だけで決めず、ツヤを抑えた候補も並べてみましょう。
一方、光沢のある仕上がりを好まれる方にはツヤありも選択肢です。「濃い色だから必ずツヤを消す」と決めるのではなく、希望する雰囲気と照らし合わせて選びます。
サイディングの自然な風合いを大切にするなら
当社が現場で見てきた窯業系サイディングでは、新築時は全ツヤの塗り替えのようなピカピカした表情ではなく、自然な風合いを持つものが多くあります。もとの落ち着いた質感がお好きだった方は、色だけでなくツヤも確認しておきたいところです。製品や表面仕上げによって異なるため、新築時のツヤを一律に「3分ツヤ」とは扱いません。
一方、モルタル外壁では、新築時からツヤありで仕上げられた建物も見かけます。「新築のようにしたい」という言葉だけでは、思い描くツヤは人それぞれです。
最近は、グレーなどの落ち着いたアーバンカラーに、控えめなツヤを合わせた新築住宅が多いというのが、当社の現場での印象です。流行だけで決めず、ご自宅の外壁の素材や、ご自身が好きな風合いを基準に比べてみてください。
塗りチョクでは、自然な風合いをお求めの方に、3分ツヤでの塗り替えをご提案しています。新品のサイディングと同じ質感を再現する保証ではなく、ご希望の印象に近づけるための選択肢としてご案内します。
色見本と、家全体の色の印象は違うことも
色は、小さな見本と広い外壁では印象が変わります。また、晴れ・曇りや時間帯によっても見え方が変化します。
鮮やかな色を希望する場合:家全体に塗ると色の主張を強く感じることがあります。希望色に加え、鮮やかさを少し抑えた、やわらかい色も比較してみてください。
白に近い淡い色を希望する場合:広い面積や日差しの下では、見本より白っぽく感じられることがあります。少し濃い候補も並べると、ご希望との差を確かめやすくなります。
これは必ず濃く・薄く選ぶという決まりではありません。ご希望の色と調整した候補を、大きめの色見本で、屋外の光の下でも見比べましょう。
塗りチョクは、色とツヤの両方をご説明します
塗りチョクでは、ツヤあり・ツヤを抑えた仕上がりの両方をご説明し、追加料金なしでツヤ調整を行っています。選べるツヤは塗料によって異なるため、使用する製品とご希望を合わせて確認します。
ご契約後は、実際の外壁での試し塗りを通じて、色や仕上がりを確認できます。光が当たる場所と陰になる場所、近くと少し離れた位置など、見え方も確かめながら選びましょう。
ツヤ調整の追加料金と、特殊な色・複数色の塗り分け・JOYTOPなどのデザイン仕上げにかかる費用は別の確認項目です。ご希望の仕様が見積金額に含まれるか、契約前にご説明します。
ご自宅なら、どちらの仕上がりがお好みですか?
「明るく光沢のある仕上がり」「落ち着いた自然な風合い」。まだ決められなくても構いません。お問い合わせの相談欄に「ツヤも比較して決めたい」とお書きください。
参考:アステックペイント公式の色・ツヤ解説。色選びの候補と3分ツヤのご提案、追加料金なしのツヤ調整は塗りチョクの方針です。
